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老眼は治せるの?ならないように出来ないの? 老眼改善と予防について

アンチエイジング この記事は約 9 分で読めます。 215 Views

40代前後になると段々近くが見えなくなってくる老眼の症状が出て来る時期に入ります。

これはどんな人でも同じで、ジャニーズの人気アイドルグループ「TOKIO」の人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』で城島君と山口君老眼に悩むシーンがありました。

番組の企画で稲の人工授粉の為に精密ピンセットで作業していると、そのあまりの細かい作業に「そろそろ老眼が―」のテロップが…

作業を指導してくれていた方から老眼鏡を借りて見ると「よく見える!」と感動していました。

因みに同じ作業をしていたリーダーは「アイドルは老眼鏡せえへん―」という名言を残しそのまま作業していました。

 

別番組において国分君も「暗くなると字が見えない…」と老眼の症状を告白しており、改めてTOKIOがどれだけ長く輝き続けているのかを感じました。

私生活の中でも、スマホや本を腕を伸ばして見ている自分に気付いた時など、「そろそろ老眼かな?」と思う場面はちらほら出て来るでしょう。

そのようなときに「もう老眼鏡をかけなきゃ駄目かな…」と諦める一方、「老眼って治せないのかな?」「老眼の進行を食い止めたい」と考えると思います。

そこで今回は、そもそも老眼とは何か、治せるのか、予防できるのかといったことを解説していきます。

 

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そもそも老眼とは?

目は外の景色を水晶体というレンズでピントの調節を行い、網膜というスクリーンに映し出します。

その映像は、視神経を通って脳が認識しています。

なお、ピントの調節は毛様体筋という筋肉で行っているのですが、この筋肉が緩んでレンズが薄くなっていると遠くが、この筋肉が緊張し力が入るとレンズが厚くなり近くが見えるようになります。

レンズとスクリーンの位置が短すぎて、頑張らないと近くのものを綺麗に写せなくなっている状態を遠視、レンズを調節する筋肉が緊張したままこり固まってしまうことで、近くに調節した状態からレンズを動かせなくなった状態を近視といいます。

では老眼はなにかというと、レンズ(水晶体)自体が硬くなってしまいピントの調節が難しくなる状態を指し、正式名称は老視といいます。

 

何故老眼になってしまうのか?

水晶体に柔軟性があるからこそピントの調節が可能となるのですが、加齢によりその柔らかさは無くなり、硬くなってしまいます。

水晶体が硬くなると近くを見ていなければレンズは薄く、遠くを見ている状態に近くなっていますので、近くにピントを合わせ難くなります。

よく近視の人は老眼にならないという話を聞きますが、これは元々水晶体が近くを見る状態になっているので症状がでにくく気付き難いだけで、老眼にならない人はいません。

また老眼鏡をかけると進行が早くなるという話もありますが、老眼は年齢を重ねることで進行するものなので老眼鏡をかけている人もかけていない人も同じように進みます。

これは老眼の進行に個人差があり、老眼鏡をかけている老眼の進みが早い人と老眼鏡をかけていない老眼の進みが遅い人を比較してしまったり、老眼鏡をかけて近くが見えるようになった状態から老眼鏡を外して近くが見えない状態に突然なってしまうことで「老眼鏡をかけたら進行してしまった」と錯覚してしまっている為に起きている誤解です。

 

老眼にならない事は可能か?

水晶体はどんな人でも硬くなります。

全ての人が同じ年代で症状を感じるわけではないので、人によっては老眼になっていないように見える人がいるかもしれませんが、症状が出ていないだけで水晶体の硬化は起きています。

近眼などで自覚症状が出にくい等はありますが、いずれは老眼の症状が出てきます。

 

老眼は完治できる?

水晶体の硬化は不可逆的なことなので、治療により老眼を完治させることは出来ません。

しかし生活習慣やトレーニング等により老眼の症状が出ることを遅らせたり、手術で症状の緩和をすることは可能です。

 

老眼の手術方法は?

現在主流となっている方法はモノビジョンレーシック、伝導性角膜形成術(CK:Conductive Keratoplasty)、アキュフォーカス・リングの3つとなります。

 

モノビジョンレーシック

少し前に流行したレーシック手術と同じ技術ですが、老眼治療の場合は片目は近くを見れるように、もう片目は遠くを見れるような手術を行い、遠くも近くも見れるようにする手術です。

左右で別の見え方をしているため最初の数ヶ月は違和感を感じてしまいますが、人間は元々目で見えるものを脳内で加工して認識しているので(錯覚が起きるのはその為)、段々と慣れて近くも遠くも見えるようになります。

 

伝導性角膜形成術(CK)

CKは2002年にアメリカで遠視治療として開発され、2年後の2004年に老眼治療としても使われるようになりました。

まだ新しい技術であり日本ではあまり普及していませんが、世界的に観れば既に10万以上の実績を持ち、世界的に広まりつつある老眼治療です。

これは現在レーザーメスなどよりも組織を傷つけずに切ったり、血管の止血などにも使用されているラジオ波を活用した治療法です。

 

なお、ラジオ波自体はメスとしても使われますが、CKではメスとしては使用せず、ラジオ波を角膜に当てコラーゲン組織の一部を収縮させます。

そうすることでメスで角膜を切らずに形状を修正することが出来るのです。

レーシックや次に紹介するアキュフォーカス・リングと違いメスを使用せずに老眼の手術を行えるので、手術時間は2~3分で済み、日帰りでの手術ができます。

 

アキュフォーカス・リング

老眼治療カメラ、リーディングアイとも呼ばれます。

カメラという単語があったりと「目を取り出してカメラをつけるの?」というような衝撃を受ける人がいるかもしれませんが、SF映画に出てくるような義眼はまだ開発されていないので、安心して下さい。

この手術は、カメライントレーという直径3.8 mm、厚み5 µm( 0.005 mm )で中心に直径1.6mmの穴が空いている、薄く小さい五円玉のような形状をしたフィルムを角膜に挿入し、ピンホール効果と言うものを利用し老眼の症状を改善させます。

ピンホール効果の例を簡単に言うと、視力の悪い人が遠くを見ようとして目を細めることです。

 

目に入ってくる光の量をこのカメライントレーで制限することにより、水晶体が硬くなってピントを合わせられない状態でもよく見えるようになりますので、ピンホール効果を最大限有効活用した画期的な治療方法です。

なおこのカメライントレーの厚みの5 µmですが、コピー用紙の厚さが0.1 mm前後なので、コピー用紙の20分の1の厚さという事になります。

更にこのカメライントレーは約8400個もの微細な穴が空いており、涙や目の内部に満たされている房水というものから栄養補給をしている角膜が、栄養不足にならないようになっています。

 

その他の方法:遠近両用レーシック

モノビジョンレーシックでは片方が近く、もう片方は遠くを見えるように角膜を削りますが、遠近両用レーシックではそれぞれの角膜を遠近両用コンタクトレンズのように削ります。

遠くが見える領域、近くが見える領域、その中間の領域があるので、「遠くと近くは見えてもその間が見え難い」性質を持つモノビジョンレーシックよりも見える距離の範囲が広いのが特徴です。

 

 

このような治療法法がある老眼ですが、これらは根本的な治療というよりも症状を改善する為の手術である点に注意が必要です。

頭痛を鎮痛薬で緩和させた場合治ったように感じますが、実際には痛みを除去しているだけで頭痛は治っておらず、痛みの原因が治っていないのであれば再発してしまうでしょう。

その為CKでは十年、二十年後には再度老眼の治療が必要になると言われていますし、症状の進行次第ではレーシックでも同様、又は別の老眼治療が必要になってきてしまう危険性があるので注意が必要です。

 

この症状があったら要注意!

TOKIOの城島君は「アイドルは老眼鏡せえへん」と言っていましたが、自分はまだ老眼ではない!と老眼の症状があるのに老眼鏡をかける、老眼予防トレーニングをする等の対策をとらないでいると、近くが見えない、かすむという老眼の症状に眼精疲労が加わり、頭痛や肩こり、頭や目が重く感じるなどの症状がでてきてしまいます。

老眼鏡をかけても老眼の進行が早まるわけではないので、無理をせず老眼鏡の購入や眼科の診察を受けるようにしましょう。

しかし「これは疲れ目なのか老眼なのか…」と老眼になったら対処をしようと考えていても、本当にどちらなのかわからないということがあるでしょう。

そこで、「これに該当したら老眼かも」というものを挙げておきます。

  • 夕方になるにつれ視力が低下している
  • 目の疲れを感じる他、肩こり、頭痛が酷い
  • 食事や会話のとき、無意識に眼鏡を外している
  • ふと気がつくと新聞や本を読んでいる手が離れていることが多い
  • 手先の作業に集中しているときに、急に外など遠くを見ると目がかすんでしまう
  • 薄暗いと新聞や雑誌を読めなくなった
  • 昔よりもスマホやパソコンのタイピングが遅くなった
  • チラシや新聞の小さな字が読みにくくなり、読むのが辛く感じるようになった
  • メガネを外した方が字が見えやすくなった
  • 今までと同じ景色を見ているはずなのに以前よりも鮮やかさを感じなくなった

これらの項目の内、3つ以上当てはまるようであれば老眼の可能性があり、更に赤項目から2つ以上当てはまっていると既に老眼が進行してしまっている危険性があります。

 

老眼予防と改善法は?

老眼は水晶体が加齢により硬くなってきてしまうことが原因であり、それは防ぐことは出来ません。

しかし水晶体の厚さを調節する筋力を衰えさせないことで、老眼はある程度予防、そして改善させることが出来ます。

 

ふと思いついたときに出来る老眼予防トレーニング

老眼予防トレーニングと聞いてなにか特殊なことをするのかと身構えてしまうかもしれません。

3Dアート画像という特殊な加工を施された画像を凝視する方法や、3点寄り目カードという印刷すればすぐに使える方法もありますが、今回は外出中の電車の待ち時間などでも出来る、道具を一切使わない老眼予防トレーニングを紹介します。

 

  1. 最初にどちらの手でも良いので、人差し指を顔の10cm程度先におきます。
  2. その先端に出来るかぎりピントを合わせるようにします(ピントがあっていなくとも構いません)。
  3. 出来るかぎり指先に焦点を合わせた後、指先の直線状にある、できるだけ遠くにある木等にピントを合わせます。
  4. 以上の一連の動作を15~20回繰り返します。

このトレーニングを1日で4回ほど繰り返すことで、水晶体のピント調整を行う筋肉を維持するためのトレーニングとなります。

 

まとめ

いかがでしたか。

今回の山口君、城島君の老眼についての話題は、いかにアイドルであっても加齢には抗えないというひとつの事例ということでしょう。

城島君のように自分は老眼鏡など使わない!と意固地になってしまうと、後々眼精疲労や肩こりといった症状に悩む事になってしまうので、老眼について「しょうがないものなんだ」という考え方をするようにしましょう。

老眼はいつかなってしまうもの、でもそのいつかを遅らせることは可能なので、予防トレーニングを試してみるのも良いのではないでしょうか。

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