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ノーベル医学生理学賞に受賞したオートファジーを利用して若々しくなれるって本当?

 2016/10/04 美容 この記事は約 10 分で読めます。 262 Views

東京工業大学の名誉教授である大隅良典教授が、2016年のノーベル医学生理学賞に受賞しましたね!

なんと日本人がノーベル賞を受賞するのはこれで3年連続なのだそうで、医学生理学賞は大隅教授で4人目になります!

そして大隅教授は、ノーベル賞の賞金を若手の研究者を支援するために活用するとのことで、私は感動しています!

しかも賞金をそのまま使っては数年しか持たないということで、企業などと共同で支援を恒久的(ずっと)に続けられる仕組みを考えているとのことです。

 

大隅教授はオートファジー(自食作用)の仕組みを明らかにした事が評価されてノーベル賞に受賞しました。

オートファジーは、簡単に言えばタンパク質のリサイクルです。

ペットボトルを細かく砕いて、再度溶かして別の製品に利用しているように、身体は使わなくなったタンパク質を分解して、別のタンパク質にして再利用する働きがあるのです。

実は私たちは肉などを食べて身体に摂りいれるタンパク質の量よりも、オートファジーでリサイクルするタンパク質の量の方が多いのです。

 

そしてこのオートファジーは、私たちが生きて行くうえで非常に重要な役割を持つのだそうです。

身体の中にいらないタンパク質が溜まると、フィルターのお掃除マークが付いたエアコンのように、機能が悪くなってきます。

最近のエアコンはフィルターを自動でお掃除してくれる機能が付いていますが、オートファジーは、そのフィルターの自動お掃除機能のような役割を持つのです。

このお掃除機能でキレイが続くことで、身体は健康で、若々しくいることが出来るようになります。

そこで今回は、このオートファジーについて紹介し、どうすれば活性化することが出来るのかを紹介します。

 

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ノーベル賞に受賞した大隈名誉教授のオートファジーってどんなの?

「オートファジーってなに?」

「難しい横文字並べられてもわからない」

オートファジーは、細胞の中のいらなくなって老廃物になってしまったタンパク質を、アミノ酸に分解する機能のことを指します。

そして分解されたアミノ酸は、別のタンパク質の材料としてリサイクルされることになるのです。

オートファジーは老廃物を分解するだけでなく、病原菌が細胞に進入して来たときにその病原菌を分解してやっつける(免疫機能)役割も持ちます。

その他カロリー制限などで栄養が足りていないときに、細胞の一部を分解して非常用の栄養を作りだします。

オートファジーはこのような細胞の中のお掃除機能免疫機能非常用のエネルギーを作る機能といった、色々な役割を持ちます。

このオートファジーは人間だけでなく、酵母などほとんどの生き物が持つ機能です。

細胞も汚れた状態では力を発揮できないので、このような細胞のお掃除機能でキレイで若々しい状態を保っているのですね。

 

実は食べ物からのたんぱく質よりもオートファジーの方が重要!?

「オートファジーっていってもそんなにリサイクルされていないでしょ?」

このような機能って、全体の割合的には少ないようなイメージがありませんか?

炭水化物、脂質と共に3大栄養素になっているように、タンパク質は食べ続けなければいけません。

なので、リサイクルと同じくロスが大きそうに感じますよね。

実は、オートファジーで分解されるタンパク質の量は、普段食事でタンパク質を食べている量の2倍以上なのです。

スポーツや家事などでどれくらい身体を動かしているかで変わってきますが、普段タンパク質は食事で60~80g程度食べています。

これに対してオートファジーで再利用されるタンパク質の量は、なんと160~200gにもなります。

2倍どころか3倍以上になっていることもあるんですね。

つまり、人間は元々身体を維持するのに、少なくとも200g以上のタンパク質が必要であるということになります。

オートファジーは、細胞の汚れを分解してキレイにするだけでなく、食事だけでは全く足りていないタンパク質を補充してくれていると考えると、その重要性がわかりますね。

 

若返りというよりも若々しく!

「オートファジーはターンオーバーのようなもの?」

ターンオーバーは物事の入れ替わりという意味で、この場合は古い細胞から新しい細胞に入れ替わることを指します。

オートファジーは細胞を入れ替えているのではなく細胞をキレイにしているので、ターンオーバーとは全く違います。

若い細胞に入れ替えているのではなく、細胞を若々しくしているのです。

通常オートファジーの活性は年齢を重ねる毎に低下していきます。

しかし健康な100歳以上の方は、昔心筋梗塞になったことのある若者よりもオートファジーが活性化されていて、健康な若者と同じくらいだったという研究結果があります。(イタリアの研究)

という事なので、オートファジーが活性化して細胞が若々しいというのは、長寿や健康に影響しているといわれています。

見た目の若さを追求する美容手術やエステ、高額な化粧品で作られる美魔女のような不健康な若さではなく、身体が健康であることで肌がキレイだったり、若々しく見せるためには、オートファジーが重要なようです。

 

断食でオートファジーが活性化!

「健康的に若々しくなれるなら、オートファジーを活性化させたい!」

と思うのは女性の本質でしょう。

オートファジーを活性させる方法として、ファスティング(断食)があります。

ファスティングは以前長寿遺伝子を活性化させる方法として紹介しました。

そのときの記事はこちらです。

若返り薬「NMN」は長寿遺伝子(サーチュイン)の活性化でアンチエイジングに。不老不死も視野?

このファスティングによって、オートファジーも活性化させることが出来るのです。

このファスティングでのオートファジーの活性化は、普通に生活している状態と比較して2倍とのことなので、食事制限をすることで細胞がより綺麗に、若々しくすることが出来るのです。

年齢を重ねることで減っていくオートファジーの活性ですが、ファスティングをすることで年齢に関係なくオートファジーを活性化させることが出来るのです。

この断食はお寺の修行のような長い期間の断食は必要なく、1日のプチ断食で活性化することが分かっています。

最近では酵素ダイエットプロテインダイエット等のファスティングダイエットが流行しています。

このような流行のファスティングであれば、1日のプチ断食を比較的健康的に行うことは難しくありませんので、挑戦してみるのも良いでしょう。

当サイトでも、酵素ドリンクでのファスティングについて紹介する記事を作っています。

【 5kg減量も可能? 】やせる体質を作りリバウンドしない「酵素ダイエット」で確実にやせる方法

断食の際は注意が必要!カロリーを一切摂らないのも問題が…

「断食ってことは一切何も食べないってことだよね…出来る気がしないなぁ」

断食というと本当に飲食をせずに生活することと思っているかもしれんが、そんなことはありません。

というよりも、何も飲食をせず栄養を一切摂らないのは逆に問題があります。

栄養成分の中には身体の中である程度留まってくれるので数日取り入れなくても問題のないものもありますが、すぐに身体からでていってしまう栄養素は、毎日摂りいれる必要があります。

更に、3大栄養素としても有名な炭水化物タンパク質脂質は、人間が生きていく上で必要な栄養素です。

「たかが数日の断食期間食べなくてもいいんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、それは角砂糖10個を一気に口に入れるぐらい甘い考えです。

生物は主なエネルギー源として、グルコース(ブドウ糖)を利用しています。

このグルコースは、ご飯のでんぷんや砂糖など炭水化物(糖質)が分解されたものです。

パンやご飯、麺類など、世界中で主食とされているものは炭水化物で出来ていますよね。

効率よくグルコースをエネルギー源にする為に、それぞれの国で文化を作っていった結果なのでしょうね。

しかしこのグルコースは、多くの量を溜め込むことが出来ず、数時間しか持ちません。

その為1日でもご飯を食べなかったとしたら、身体はエネルギー不足になります。

 

たんぱく質からもブドウ糖は作ることが出来る

「でもそれだとライオンは生きられないんじゃないの?」

「石器時代は肉しか食べていないって聞いたけど」

炭水化物が生き物のエネルギー源として必要だとすると、炭水化物を食べないライオンなどの肉食動物が生きているのが不思議に感じますよね。

実は、生物はタンパク質からグルコースを作る仕組みも持っているのです。

肉食動物はこの仕組みが他の生物よりも高いので、肉以外を完全に食べなくても(草食動物の内臓にある消化中の植物は食べているそうですが)生きることが出来るのです。

この仕組みを糖新生と言って、栄養が不足するとタンパク質をアミノ酸に分解してグルコースを作りだします。

人間もご飯やパン等を主食としていますが、主食を食べなかったり、ごはんを抜いてしまうと身体が非常事態と感じるので、糖新生でタンパク質を分解してグルコースを作るようになるのです。

なお、断食をすれば脂肪の方が先に使われると思うかもしれませんが、脂肪からはほとんどグルコースは作られず緊急のエネルギー源としてケトン体というものが肝臓で作られて、使われます。

しかし肝臓などはケトン体を使うことは出来なくなっていますし、脳もケトン体だけで活動することは出来ません。

その為グルコースが足りなくなると、脂肪だけでなくタンパク質も分解されることになるのです。

 

何も食べないと筋肉が減って痩せにくくリバウンドしやすい身体になる

「タンパク質ならオートファジーでいっぱい作られるみたいだし、そこから使われれば健康的に痩せられるかな」

オートファジーで再利用されるタンパク質はタンパク質を食べる量よりも多いということは紹介しました。

しかし、食事を食べない、つまり飢餓の状態で行われる糖新生は、筋肉が優先的に使われるのです。

その為断食で本当に飲食を一切しない生活をした場合、体重はより減らせるかもしれませんが、筋肉も一緒に減ってしまいます。

基礎代謝(1日中寝ていても消費するエネルギー)は筋肉が多い方が高いので、筋肉が減るということは、身体が省エネモードになるということです。

省エネ家電であれば電気代が安くなりその分お金を蓄えることが出来ますが、身体が省エネモードになるとエネルギーが消費しきれず、脂肪として蓄えられてしまいます。

自分の身体に、「この断食は一時的なものだよ」と説得することは出来ません。

つまり、一切飲食をしない断食はその場では痩せられますが、痩せにくく太りやすい身体になるということです。

その為絶食の際には、栄養を補充する為に酵素ドリンクダイエットシェイクで栄養を補給しつつ食べないようにする必要があります。

オートファジーと若返り遺伝子を活性化させるために太りやすく痩せにくい身体になるのはもったいないので、必要最低限の栄養はとるようにして、健康的に健康の為のオートファジーの活性化をするようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。

愛国心がある方ではないのですが、やはり日本人がノーベル賞をとったという記事は嬉しく感じます。

大隅教授はオートファジーの基礎研究でノーベル賞受賞となっており、更に賞金を若手研究員のために活用しようとしてくれています。

ガン研究など様々な方向に発展する基礎研究で得た賞金を今後の研究を担う若者ののために使うということで、大隅教授の素晴らしさに私は感動しています。

オートファジーを活性化させるために断食をするのであれば、ダイエットとして流行っている酵素ドリンクやダイエットシェイクなどで栄養を補給しつつ行うようにするといいでしょう。

流行りのダイエット法というものは成功している、つまり効果がしっかりしているものが多いので、妙な方法に手をつけずに済むでしょう。

酵素ダイエットに関してまとめた記事がありますので、気になった方はどうぞ

【 5kg減量も可能? 】やせる体質を作りリバウンドしない「酵素ダイエット」で確実にやせる方法

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